祖父の何気ない一言
- Lantana-kap
- 2022年4月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年5月7日
Lantana-kapです。
35歳を過ぎると、死とは何かを本気で考えるようになりました。
漫画や小説のように異世界に転生したり生まれ変わったり、まあそんなことはないんだろうなと思いながら、怖かったりもします。
死ぬことを考えたら、それ以外のことは大抵たいしたことない事案に思えてきます。
まあそんな思いで生きていれば、思い切ったことも出来るかも知れませんね。
後悔はしたくないですから。
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3年前に死んだ祖父が生前、30年以上農家をやっており毎年米を作っていました。
(その前は旧国鉄(JR)で働いていたようです。)
今はやっていませんが、当時は実家から米が送られてきて非常に家計が助かった覚えがあります。ですから当たり前のように「祖父は米作りの人」という認識でした。
帰省して、祖父と車で温泉に行ったり食事をしたり、今となっては本当に良い思い出です。
そんな祖父が車中で突然、「米は作るもんじゃねー。買うのが一番だわ」といいだしたんです。
突っ込みどころ満載の一言に私は聞き返すことも出来ずにいました。そして結局真意も聞けませんでした。
長年米作りに精を出してきた祖父がなぜそんなことを言ったのか。
・人生振り返ってそう思った
・悟り的なものを開いた
・本当は米作りが好きではなかった
・他にやりたいことがあった
・他者から何か言われた
今となっては分かりません。
それでも私にとって祖父の言葉は何かしらの深い言葉として、心に刻まれています。
死んだ祖父が今どういった状態なのかは、私自身が死んでみないと分かりませんが、
到底まだ死ぬ気はありません。
今後私も歳を重ねれば、祖父が感じた何かを見る事が出来るかも知れません。
それでは シーユー
#祖父
#米
#米作り
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