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画像加工の弊害③

更新日:2023年1月16日

Lantana-kapです。


今度詳しく話すかもですが、


本について語る機会が本当にないです。


世の中に読書好きは多くいると思いますが、


中々出会えないものです。


そこで、本の話を純粋に聞いてくれる人は嬉しいです。


今日も30分くらい語ってしまいました。


次は、聞いてくれるかな。


~  ~  ~  ~  ~  ~


画像加工のメリットは、病気を見つけやすくすることですが、


施設によって加工の方針が異なると、再現性が悪くなる、


要は、比較が困難になる等のデメリットも発生してきます。


これは、放射線技師の間でも起こりう得うることで、


「少し画像が暗いなあ」と思った放射線技師Aは明るく、

「少し画像がなめらかすぎるなあ」と思った放射線技師Bは、

コントラストを上げます。


前回の画像のような感じですね。


また、レイアウトの違いも比較には邪魔になります。

縦長のフィルムで撮った場合と横長のフィルムで撮った場合。


比較しにくいです。



こんな感じです。


さらにさらに、やっかいなのは最近トリミングという切り出し技術まで

登場してしまったんです。



縦の長方形、横の長方形、正方形の画角で、比較がしやすいわけありませんよね。


ですが多くの放射線技師が、胸部に関してはトリミング行っています。


中には上記のように、きまりなくトリミングする施設もあります。


私の施設では、胸部は基本的にトリミング禁止です。


3回にわたって書いてきましたが、


画像の加工に関しては非常に有用です。


ですが、放射線技師、医師、施設のばらばらな意向で、加工するべきではありません。


そういった事を踏まえて、我々は患者さんの画像をあつかうわけです。


シーユー



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