画像加工の弊害③
- Lantana-kap
- 2022年8月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年1月16日
Lantana-kapです。
今度詳しく話すかもですが、
本について語る機会が本当にないです。
世の中に読書好きは多くいると思いますが、
中々出会えないものです。
そこで、本の話を純粋に聞いてくれる人は嬉しいです。
今日も30分くらい語ってしまいました。
次は、聞いてくれるかな。
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画像加工のメリットは、病気を見つけやすくすることですが、
施設によって加工の方針が異なると、再現性が悪くなる、
要は、比較が困難になる等のデメリットも発生してきます。
これは、放射線技師の間でも起こりう得うることで、
「少し画像が暗いなあ」と思った放射線技師Aは明るく、
「少し画像がなめらかすぎるなあ」と思った放射線技師Bは、
コントラストを上げます。
前回の画像のような感じですね。
また、レイアウトの違いも比較には邪魔になります。
縦長のフィルムで撮った場合と横長のフィルムで撮った場合。
比較しにくいです。


こんな感じです。
さらにさらに、やっかいなのは最近トリミングという切り出し技術まで
登場してしまったんです。

縦の長方形、横の長方形、正方形の画角で、比較がしやすいわけありませんよね。
ですが多くの放射線技師が、胸部に関してはトリミング行っています。
中には上記のように、きまりなくトリミングする施設もあります。
私の施設では、胸部は基本的にトリミング禁止です。
3回にわたって書いてきましたが、
画像の加工に関しては非常に有用です。
ですが、放射線技師、医師、施設のばらばらな意向で、加工するべきではありません。
そういった事を踏まえて、我々は患者さんの画像をあつかうわけです。
シーユー
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