浅い理解で放射線防護の原則がぼやけた話
- Lantana-kap
- 2023年1月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年2月2日
Lantana-kapです。
管理職の仕事は
効率化を求めないtという話を
営業にしたら
共感されました。
いずれ何らかの形で、
発信出来たら
面白いかもと思ってます
~ ~ ~ ~ ~ ~
ここ最近、
放射線安全管理者が
施設に必要となりました。
要は、放射線に関する検査や業務
に携わるスタッフの管理と
患者への被ばく情報
放射線知識の共有を目的とした職務です。
本当は医師が良いのですが
当施設では放射線技師が代替しています。
色々
やることがあって、
主に放射線従事者の管理業務ですが、
その中に研修の実施があります。
これが
頭を悩ませています。
どういうことかというと、
国際放射線防護委員会
いわゆるICRPが
提唱した放射線防護の原則です

正当化は、被ばくのリスクと検査を天秤にかけて
検査に便益があるのなら施行するべきという原則。
最適化は、正当化した検査の内容をさらに掘り下げ
適正な被ばくで検査を行う原則。
線量限度は、医療従事者の被ばくに関する原則です。
ネット検索でも、
放射線防護の3原則と検索すれば

上記の話かなと思ってしまいますが、
どこぞの、浅はかな翻訳者が、
放射線防護の3原則を

これと言ってしまったから、
放射線防護の3原則が2つあるという
わけのわからない事態になっています。
原著には、諸原則としか
書かれておらず、
浅はかな訳者に幻滅します。
正当化などに関しても、
私は原著の英語を訳してみましたが、
日本語訳が、
なんとなく怪しいです。
浅い理解で、
放射線防護に関する理解を、
ぼやけさせないでほしいです。
これは翻訳者だけでなく
同業にも言っています。
他の職種にぼやけた知識を
どうか植え付けないでください。
シーユー
#放射線技師
#ICRP
#翻訳
#放射線防護
#被ばく
Comentarios